ブルーとピンクのリリープリント レオナール
  • LEONARD

季節も楽しめるLEONARDの美しいフラワープリント

四季がはっきりしていることもあり、日本では古くから季節を楽しむことを風情があるとされています。

季節で移り変わる旬の食材を楽しみ
初物を食べると75日寿命が伸びる。と言い

季節を感じさせる単語を入れて作る
17文字からなる俳句の言葉遊び、

袷や単、盧や紗など生地や描かれている絵柄で
表現する季節感を着物で楽しんできました。

 

 

着物であらわす季節感

着物に描かれる絵柄には種類があり
<吉祥文様> <幾何学模様> <植物文様> <動物文様> <自然文様> <風景文様>・・・

季節をあえて感じさせない幾何学模様
御所車や楽器の<器物文様>もありますが、

植物や自然を描いて季節感を楽しみます。

季節は先取りするのがおしゃれとされていますので、
ほとんどが旬の少し前をよしとしています。

例えば 桜 もちろん春の代名詞です。

デザイン化されて花だけであれば季節感は
ありませんが、枝や幹も描かれた写実的な桜であれば、

1月くらいから桜が散るまで。を着るにふさわしい季節とされています。

更に描かれている絵柄により、その取り扱いは難しく、
桜のつぼみなのか。満開の桜なのか、桜吹雪なのか。によっても変わってくるとのことです。

それはカレンダーで決められるものでもなく、

蕾を描いているものならば桜が咲くまで。
満開の桜の絵柄の場合は
実際の桜が満開の時に着るのは無粋で満開になる前まで。
桜吹雪は散る時期のオンタイムで。

巷の桜がその時にどんな状態なのかを判断しつつ着用することがふさわしいと書いてありました。

ただでさえ着物は着るまでに揃えたり、合わせたりの事前準備に手間と時間がかかるのに、暖かい日が続いて桜が予定より早く咲いてしまったら、急遽着ていけなくなるかもしれない。そんなリスクがあるなんて!

えーっ 難しい!!

だからこそ的確に季節を先取りして表現できていると
「粋」となるのでしょう。

季節をよみながら、そつなくこなせたらそれはとても素敵なことです。

レオナールのスクリーンプリント

レオナールのお洋服にもさまざまな植物が描かれています。

その花の美しい姿をとらえ、写実的に描くためにはデッサンからの下絵だけでなく着色の技術が必要です。
青だけでもその濃淡を描き分けなければなりません。

日本の着物はそれを手書きで染め抜いていますが、レオナールはシルクスクリーンでプリントすることを開発しました。

水彩画のように表現する。多いときには30枚ものスクリーンを重ね合わせて一枚の絵柄を完成させると。

技法は違いますが、絵画のように描かれる日本の友禅、着物に通ずるところを感じます。

 

レオナールの美しいプリントドレス

レオナールで描かれるお花柄

レオナールでよく描かれている花は
カトレア、デンドロビューム、ピオニー、ウィステリア、リリー、アイリス… でもレオナールではお花は想像上のもの。として公式には花の名前を示していないようです。

LEONARD 美しいプリントの紹介 カトレアとビジュー

パープルのカトレア

レオナールのお花プリントを解説 ブルーのカトレアとビジュー

こちらはブルーのカトレア

レオナールパリ こちらはバタフライと藤

こちらはウィステリア
日本ではフジの花 お花の長さが短いのでアカシヤかもしれません。

レオナールのプリント 青い百合

こちらはブルーリリー

モノトーンプリントも素敵ですお花はピオニー

こちらはピオニー
葉にギザギザがありますので牡丹です。
日本では芍薬と牡丹を幹の具合や葉の形状で分けていますが、
西洋では一般的にはどちらもピオニーと呼ぶようです。

 

7yorkufamiliar
LEONARDプリントコレクション

↑これまでにお取り扱いいたしました柄の一部を一覧にしてあります

レオナールのプリントも写実的ではありますが、
色調が鮮やかなためでしょうか、
季節を強く感じるわけではありません。

日本式の着物のルールでも
他の植物や物と一緒に描かれていたり、デザイン化されているとその植物の時期にこだわらず通年で着用しても差し支えないようです。

レオナールのドレスは事前の準備も必要なく気軽に通年でお召いただけますが、描かれたお花の咲く季節にお召しになられると日本式の「粋」楽しんでいただけると思います。

開花の時期と花言葉

ピオニー(芍薬・牡丹)

レオナールの芍薬柄

ボリューミーなお花ながら、優しい色合いと可憐な花片から人気の高いお花です。
日本でも「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と言われるくらい女性の美しさを比喩するお花です。

花言葉は「恥じらい」、「謙虚」

寒牡丹という品種が11月くらいから咲き、春牡丹が5月くらいまで咲いています。

ウィステリア(藤)

レオナールの藤

万葉集でも歌われるほど古くから親しまれた藤。
寿命が長く繁殖力が強いことからおめでたい植物とされ
平安時代に勢力を誇った藤原氏から派生して
数多くの家紋にもなっています。

花言葉は「優しさ」「歓迎」「決して離れない」

桜が終わった頃から咲き始めて5月いっぱいまで咲きます。

アイリス(菖蒲・カキツバタ)

レオナールの菖蒲

アイリスの名前はギリシア神話の虹の女神イーリスから由来。香水の原料としても人気ですが、その香りは抗酸化効果やメラニン生成抑制効果も期待できるとか。

花言葉は「希望」「信じる心」「吉報」

日本では5月から6月くらいに美しい姿を見せてくれます。

リリー(百合)

レオナールの百合

百合を総称するリリー。
白い百合は聖母マリアの象徴とされる厳かな花。
品種や色も多様化されているのは人気の花ならではのこと。
お花屋さんでは一年中見られますが、野生では6月くらいから8月くらいが花のシーズンとされています。

花言葉は「純潔」「威厳」「無垢」

カトレアやデンドロビューム

レオナールの蘭プリント

蘭のお花は亜熱帯の植物ですので、季節感はあまりなく
一年中楽しめる品種もありますが、デンドロビウムは2月から5月が見頃です。

カトレアは蘭の中でも女王と称され
レオナールにとっても象徴的なお花です。
原産は南米ブラジル。
花言葉「魔力」「魅惑的」

デンドロビュームは主に東南アジア原産で
いくつかの系列があり
多様な種類があります。
レオナールでもよく描かれています。

花言葉は「わがままな美人」「華やかな魅力」

花言葉もどれも美しさや魅惑的なもの。
レオナールの描くお花達はやっぱり素敵でした。

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