ブランド品情報
近年、特に昨年からの海外ブランド品の価格改定(値上げ)に驚かされています。
お買取りとは直接関係のないお話ですが、皆様のお買い物のご参考にしていただけましたら幸いです。
関連記事：コロナ禍も百貨店売上爆上げ!?いまさら聞けない「外商」って?
値上がりの理由
まずは円安の影響。
先月には20年ぶりに1ドル135円を記録しており、「超円安」の関係で今年もこの値上げの流れは強まるのではないかと予想されます。
また、生産コストや原材料価格の高騰、為替ルートの変更なども価格改定が行われる理由です。
より良いもの作り出すため、ブランドが常に進化を続けているということでもあります。
こうしてまた、長く愛される上質なアイテムが作り続けられていくのですね。
昨年から、特に顕著に価格改定を行っている2ブランドのアイテムを例に挙げてみましょう。
LOUIS VUITTONの価格改定
まずは人気の衰えないルイ・ヴィトンのネヴァーフルMM
2007年に発売されたロングセラーアイテムです。
発売当初、MMサイズは80,000円くらいで買えたはずですが、
ネヴァーフルMM/モノグラム/ダミエ は
価格改定を続け、2021年1月には194,700円…
2022年7月現在は 245,300円
もちろん、現行モデルはマイナーチェンジを経ているため、
進化系であることは言うまでもありませんが、
ヴィトンのアイテムでもここまで値上がりしたモデルは多くないはず。
廃盤にならずに人気の継続する代表モデルだからこその結果とも言えます。
CHANELの価格改定
次にCHANELの定番、ダブルフラップの
クラシック スモール ハンドバッグ/グレインドカーフスキン
横23cmのサイズは 1,053,800円
2022年12月、価格を更新しました。
現行価格は 1,280,400円
20年以上前には200,000円くらいだったこのサイズ。
ついに今年に入って100万円を超えました…驚愕。
そして、さらに120万円超え！
ちなみにほかのサイズは、こんな感じ。
クラシック ハンドバッグ/ラムスキン
横25.5cmのサイズは 1,122,000円
2022年12月、価格を更新しました。
現行価格は 1,364,000円
クラシック ラージ ハンドバッグ/グレインドカーフスキン
横30cmのサイズは 1,210,000円
2022年12月、価格を更新しました。
現行価格は 1,470,700円
CHANEL公式サイトより
ご購入はお早めに
とはいえ、価格が値上がり続けて売れなくならないのかしら。
はい。ならないんです！ならないんですよね～。
そう、“高いほど価値が付く”のが「ブランド」の力。
そして、“買えないからこそ買いたい”もの。
だからこそ、ヴィトンもシャネルも、エルメスもガンガン値上がり中です！
さらに商品が入ってきにくくなっている昨今、迷っている間に値上がりしちゃうかもしれません。
そんなわけで、欲しいと思ったお品は、お早めにご購入されることをお勧めします。
今が売り時
最後に。
定価が上がると以前購入した同モデルも自動的に価値が引き上げられることになります。
お家で眠らせていたバッグが、いつの間にか何倍もの値段になっていた、ということ。
お買取りの価格は需要が肝です。欲しい方が沢山いる今、売り時かもしれません。
しまったままになっているものがありましたら、ぜひお声がけください。
