パールアクセサリーにまつわる疑問を集めました!

パールアクセサリーは冠婚葬祭はもちろん、ファッションアイテムとしても活躍する万能アイテムですよね。

ですが、「欲しいけど違いが分からず、何を基準に選んでいいかがわからない」「持ってはいるけどメンテナンスは必要?」など意外と分からないこともあるのではないでしょうか?

この記事では、そんなパールアクセサリーに関する疑問について一気に解決いたします。

パールの購入を検討している方は、ぜひチェックしてくださいね。

日本は真珠養殖のパイオニア!

MIKIMOTO 復刻Marilyn Monroeモデル

「日本といえば真珠」というなんとなくのイメージがありますが、それもそのはず実は世界で初めて真珠の養殖に成功したのは日本人なんです。

それまでも貝を用いて真珠層をまとわせたものはありましたが、あくまでも表面が覆われているのみで真珠と呼べるものではありませんでした。

1893年にジュエリーブランド「ミキモト」の創設者である御木本幸吉氏によって真珠養殖の技術が確立され、現在にいたるまでの養殖真珠の発展に大きく貢献しています。

当時から日本の養殖真珠は「天然のものと比べても遜色ない品質である」と高い評価を受け、エリザベス女王をはじめロイヤルファミリーも愛用していました。

「養殖地を見せて欲しい」と世界各国から来客が絶えず、日本の産業にも多大な影響を及ぼしました。

天然真珠と養殖真珠の違いとは?

まず、天然真珠と養殖真珠では希少性が全く異なります。

天然真珠は長い年月をかけて真珠層を形成していきます。

真珠が大きくなるほど真円である確率は低くなり、アクセサリーとして使えるような商品価値のある真珠を採取するのは非常に困難です。

大粒で真円の整った天然真珠ができるのは奇跡だとも言われています。

また、養殖真珠は汗や化粧品などが付着してそのままにしておくと変色してしまいますが、天然真珠は変色することはほぼありえません。

養殖真珠は、核と真珠層の間に汗や化粧品などが入り込むことで真珠層の内側に変色が起こります。

対して天然真珠は核がない(小さい)ためほぼ全てが真珠であり、内部から変色するということがありません。

とはいえ高い技術で作られた養殖真珠は天然真珠とほぼ変わらない見た目ですし、丁寧なお手入れさえしていれば劣化を防ぐこともできます。

何より天然真珠はその希少性の高さから値段も高額です。お求めやすい価格の養殖真珠でも十分真珠を楽しむことができますよ。

パールの使い方

パールアクセサリーは、冠婚葬祭など幅広く使える万能なアイテムです。

成人や結婚を機にお母様などから譲り受けた(買ってもらった)という方もいるのではないでしょうか?パールアクセサリーは便利ですが、身に着け方を間違えてしまうとマナー違反となることもあります。

迷ったら長さ40センチのものを

パールネックレスは長さによって意味合いが異なります。

着けた時に鎖骨にかかるくらいの長さ40センチのものが最も格調高いとされ、冠婚葬祭全てに対応できます。もしどれを身に着ければいいか迷った時は、40センチのものを選んでおけば間違いありません。

50〜60センチほどの胸元にかかる長さはお昼のパーティ、もう少し長めの80センチのものは夜のパーティ向けです。

グレーパールやブラックパールはいつ使う?

希少価値が高く独特の色合いが美しいグレーパールですが、一般的には30代以降のお葬式などの場面で身に着けることが多いです。

葬儀などに出席することが増える30代以降は、ホワイトパールと区別して着用することで年齢に合った装いをすることも礼儀の1つだと言われています。また、厄除けとして身に着ける方もいらっしゃいます。ブラックのパールも同様ですが、50代を過ぎたところでお似合いなってくるのではないでしょうか。

パールを普段使いする時のコツ

女性らしさと上品さを兼ね備えたパールアイテムは、冠婚葬祭だけでなく日常でも使っていきたいですよね。

あえてメンズライクなシャツやカットソーに合わせるとコーディネートのバランスが取りやすくなり、「きれいな大人カジュアル」に仕上がりますよ。

その際はネックレスの一部を襟の中から出す、「チラ見せ」状態にするとこなれ感が出ておすすめです。

逆にレディライクなスタイリングの際は、パールを合わせると綺麗にまとまりすぎることもあります。

そういった場合はコインネックレスやチェーンネックレスなど、他の細めのネックレスを重ね付けしてみましょう。細めのネックレスが「外し」要素となり、より洗練された印象となります。

また、1粒パールのネックレスは1つ持っておくとコーディネートやシーンを問わず使えます。

1粒パールだと、ミキモトやタサキといった高級ブランドでも比較的お求めやすいお値段なので、若いかたにもパールネックレスデビューする方にもおすすめですよ。

パールのケア方法って?

パールはお手入れをするかしないかで、長い目で見た時に輝き方が大きく変わります。

せっかく手に入れたパールですから、できるだけ長く美しい状態を保っていたいですよね。

ぜひ適切なお手入れをして、長くパールを楽しみましょう。

真珠はどうして劣化する?

真珠は炭酸カルシウムが主成分であり、水や熱・酸に弱いことが特徴です。

ほこりや水が付着した状態でそのままにしておくと、真珠の表面が酸などで浸され、真珠の美しさを決める「照り」が失われてしまう原因となってしまいます。

また、紫外線や熱が真珠のタンパク質と反応して褐色に変化することがあります。

長い間日の当たる場所に置いておくなどすると黄ばんでしまいます。

保管の際は直射日光や高温多湿を避け、できれば専用のジュエリーケースに保管しておくと安心ですよ。

普段のお手入れは拭くだけでOK!

普段のお手入れは、専用のクロスで汗や汚れを優しく丁寧に拭き取るだけで問題ありません。

専用のクロスでなくても、メガネ拭きなど柔らかく綺麗な布なら大丈夫です。(ティッシュペーパーは予想外に繊維が荒く真珠に傷がつくことがあるので安易に使用は控えてください)

汗をかいた時などは、その都度こまめに拭くようにしましょう。

特に汚れてしまった場合は、綺麗な布をぬるま湯につけ固く絞り、汚れた部分を拭きます。

その後必ず乾いた布で再度拭きましょう。

どうしても取れない汚れがある場合は、自己判断でクリーナーなどを使うことはせず、購入した店舗や専門の業者に相談してください。

汚れが酷いからといって水に浸けて丸洗いするのは厳禁です。
(海で育ったものですが水に強いわけではないようです・・・)

真珠に水が入ると入った水が内部で膨張し、乾燥した時に収縮します。そうすると真珠の層がズレてしまい、真珠の輝きが損なわれる原因となってしまいます。

真珠を長く楽しむために気をつけたいこと

パールは適切なお手入れをすれば次の世代にも渡って使える、まさに一生モノのアイテムです。長く楽しむため、着用の際は次のことに気をつけてくださいね。

真珠に日焼け止めや香水、化粧品、ヘアスプレーなどが付着するとダメージの原因となります。真珠を身に着けるのは身支度が全て終わってからと心がけ、着用後は必ずお手入れをしましょう。

お食事の際にアルコールやお酢などをうっかり付けてしまった場合も、真珠に良くありません。すぐに拭くように心がけしてください。

また、パールネックレスを繋いでいる糸は使っている内に劣化していきます。劣化した糸を放置しておくと、着用中に切れてしまうこともあります。2、3年を目安にメンテナンスに出すようにしましょう。

良い真珠とは?パールの選び方

ひと口に真珠と言っても真珠を扱うジュエリーブランドはたくさんあり、値段にかなり開きがあります。真珠を選ぶ時はどんなところに気をつければ良いのでしょうか?

真珠の種類

真珠は元(母貝)となる貝によって様々な種類に分けられます。こちらでは主にアクセサリーに使われる真珠を中心にいくつかご紹介いたします。

真珠の種類によって値段は異なりますが、高い方が優れているというわけではありません。それぞれに良さがあるので、ご自身の目で見て選んで気に入った真珠を選んでくださいね。

・あこや真珠

美しく上品な輝きを持ち、フォーマルアクセサリーに使われることが多い真珠です。色はホワイトピンク、クリーム色、ゴールド系が多く、ひと粒の大きさは2mmから10mmとそれほど大きくありません。日本で養殖されている真珠のほとんどがこのあこや真珠です。あこや真珠の中でも最高品質のものは「花珠(はなだま)真珠」と呼ばれ、鑑別機関から鑑定書が付きます。

・淡水真珠

淡水真珠は、ホワイトやオレンジ、パープル、ピンクなど豊富な色が出ることが特徴でファッションパールには欠かせないものとなっています。イケチョウ貝という大きめの二枚貝から採取され、日本では琵琶湖などで養殖されています。他の真珠と比べて産出量が多いことから、値段もお求めやすいものとなっています。また、酸に強いため汗をかきやすい夏でも使いやすいパールです。

引用:淡水真珠「びわパール」の玉出し作業

・黒蝶真珠

黒蝶真珠は南太平洋のタヒチで産出される黒蝶貝から採れることから、「タヒチアンパール」とも呼ばれています。黒だけではなくイエローやグリーン、ブルーなど多彩なカラーバリエーションがあり、大きさは8mmから13mmほどと大きめです。稀に15mmを超える大玉もあり、品質の良いものはその希少性の高さから高額で取引されています。

引用:タヒチの海から生まれた神秘の真珠、ブラックパールに魅せられて – BEYOND THE SEA (tamie.jp)

・白蝶真珠

白蝶貝(しろちょうがい)と呼ばれる、20センチ超えの大きめの貝から採れる真珠です。主にオーストラリアやフィリピン、ミャンマーなどで採れることから「南洋真珠」と呼ばれることもあります。

産地によって採れる真珠が異なり、オーストラリアではシルバーやホワイト系、フィリピンやミャンマーではゴールドやイエロー系の真珠が多く産出されています。柔らかな輝きと重厚感のある佇まいは1粒でも十分存在感があり、その佇まいから「真珠の女王」とも呼ばれています。大きさは10mmを超えるものが多く、15mmから20mmほどの大玉もあります。

真珠の品質はどうやって決まる?

真珠の品質を決定するのは、「照り」「巻き」「色」「大きさ」「傷」「形」です。

「照り」とは真珠の光沢のことで、照りの良い真珠には球の中に虹がかかったような輝きが生まれています。照りが良いパールほど奥深い光沢があり、顔を近づけると自分の顔が映るほどです。

「巻き」は真珠層の厚さのことを指します。巻きが厚くなるほど風格が備わり、神秘的な光沢が作られます。巻きが薄い真珠は経年劣化しやすいため、真珠選びの際は巻きを重視する方が多いです。

真珠の「色」は一般的にイメージしやすいホワイト系、クリーム系以外にもグレーやブラック、ピンク、パープルなど多彩なバリエーションがあります。自分の好みや、最近流行のパーソナルカラーに合わせて選ぶのもアリですよ。

「大きさ」は真珠の直径のことです。サイズ表記はあこや真珠は0.5mmごと、南洋真珠は1mmごとに表示されるのが一般的です。真珠の種類によって平均的な大きさは異なりますが、基本的には同じ品質の真珠であればサイズが大きいものほど価格も上がります。

「傷」の数や大きさでも真珠の価値は変わります。

真珠は天然の産物です。真珠層を形成するにあたって何かしらの傷ができるため、全くの無傷ということはほぼありません。

真珠の「形」は、真円であればあるほど価値が高いとされています。真珠は海の中で形成されるため、人為的に形を作ることは不可能です。円形のもの以外にしずくのような形(ドロップ)や三角形(トライアングル)、楕円形(ボタン)など様々な形があります。形が不定形で独特なものは「バロック」と呼ばれ、唯一無二の形だとしてバロックパールを好む方もいらっしゃいます。

まとめ

真珠は身近なジュエリーのようで、意外と知らないことも多い奥深いものです。初めて養殖真珠を成功させたのは日本人だと言うこともあり、日本を代表するジュエリーの1つです。真珠はきちんとお手入れを行えばずっと長持ちする一生モノのジュエリーなので、長く大切に扱いたいですね。これから真珠の購入を検討されている方は、照りや巻きといった真珠の品質にもぜひ注目して選んでくださいね。この記事を通じて、皆様のパールジュエリーライフがより良いものとなることを祈っています!

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