40代におすすめする2023春夏トレンドキーワード

2023春のお洋服は何を買いますか?

早いかたなら「もう去年の晩秋に予約してあるわ。」「年明けからもう何枚も買っている。」というかたも多いと思います。とはいえ、毎日過ごせる数には足りていないはず、ファッション大好きなみなさまはこらから発売されてくるアイテムにも買い足しを当然予定していらっしゃることでしょう。
今回は少し落ち着きを意識するF2世代のかたにおすすめする2023春のトレンドキーワードの使いかたをご紹介したいと思います。春の服をまだ買っていない。これから何を買おう?とお考えのかたに少しお役に立てたらいいなと思っています。

何かと難しい40代

若いころならトレンドのお洋服も失敗をおそれずプチプラでどんどん挑戦できましたが、ダサい。イタい。と思われないちょうどいい立ち位置を探すのが難しい40代。ファッション業界では秋冬のランウェイが始まっていますが、お買い物現場では春夏がオンタイムを迎えます。駆け足で2023年今年の春夏のトレンドキーワードとブランドに忖度なくおすすめアイテムをご紹介します。

こちらは3ブランドの2023SSLOOKからお借りしてきた画像です。
ごこのブランドかがおわかりになったかたはかなりブランド通。

2023SS LOOKよりトレンドチェック

左:FENDI 

・ホワイトコットン シャツ
・ブルーコットン セーター 
・グレーサテン/ウールギャバジン スカート
・ピーカブー カット ピンクレザー バッグ

中央:CHANEL

・ミックス ファイバー & コットン バケット ハット
・グリッター ミックス ファイバー & コットン カーディガン
・シルク サテンターコイズ ドレス
・シャイニー ラムスキン チェーン クラッチ

右:.bottegaveneta

・フランネルプリント レザー シャツ
・スリムフィット ライトコットン タンクトップ
・オリジナル ミディアムウォッシュドデニム ストレートジーンズ

なぜか3ブランドともブルーのコーディネートになってしまいましたが、どのブランドでも春夏のトレンドキーワードを意識したアイテムがたくさん揃っておりました。ブランドのWEBサイトを毎日パトロールしておりますと、アイテムのボリューム感でそのブランドの勢いを感じることができます。FENDI、LOEWE、CHANEL、MAXMARAが充実していました。

2023SS トレンドカラー

2023年春夏のトレンドカラーはざっくりと

ブルー

・パープル

・ピンク

・グリーン

・イエロー

・シルバー

・ベージュ


上部のLOOK画像にあるように目立っていたのがブルーイエロー。どちらも存在感(ただでさえ目立つ)のあるカラーですので、少し使うだけで「今年♪」っぽくなりそうです。ボッテガヴェネタから発生したといわれたグリーンは今年もトレンドカラーに。ただブランドサイトでチェックするとそれほど積極的に取り入れている印象は感じませんでしたが、今年はどちらかといえばあのハッキリとしたグリーンではなくペールトーンのグリーン使いが多かったように見受けます。

パープルベージュはどちらかといえば秋のカラーのイメージ。ベージュは品よく見えて他のカラーとの相性もいいので大人世代にはぜひ取り入れたいお色です。

おしゃれなかたはどれもたやすく使えるカラーなのだと思いますが、私個人としてはパープルはなかなかハードルが高く、イエローはそもそも似合わないと思っているところがあってチャレンジしづらいし、ピンクも嫌いじゃないけどこの歳になってはねぇ・・・と。それでも流行色は取り入れたい。

このところのファッション業界の流れとしては、持続可能の取り組みに注力している感じです。そのためこういったトレンドありき。の情報を流布して顧客をあおるためアパレル業界がいちばん環境破壊している。と言われてしまう。という危機感からファッションメゾンでは流行にとらわれないベーシックラインを作って(いわゆる定番品)カラーもブラック、グレーやカーキを配置したり年間を通じての年間色としているところも出てきました。

Drawer (ドゥロワー)unitedarrowsonline

SPRING 16Gxタフタ ワンピース
価格 ¥97,900

こちらはいかがでしょう?流行色を取り入れたイエローにベージュのティアードマキシスカート
実はジョイントしていて異素材ミックスのドレスです。

カラーパレットをとりあえず頭に入れながら今年の素材に移っていきましょう。

2023SS  トレンド素材

素材はこのところ続いているトランスペアレントが継続中、ファンシーツイードレース刺繍クロッシェ編みといった凝った素材がトレンド予想。素材好きには嬉しい限りです。
カラーにもシルバーがありましたが、光沢生地グリッターもトレンド予想になっています。サテンやシルクのほかにもレザーでつや感を表現するものや生地にコーティングした光沢素材も見られます。シルクやサテンの光沢生地は体のラインを拾うから・・・と思いましたがそうばかりではなさそうです。

トランスペアレント

ebure エブール
シアーストライプコットン ボウタイワンピース
価格 ¥83,600 

この画像では透け感をあまり感じませんが、胸の切り替え部分がコットンオーガンジーになっています。ゆったりしたつくりでストレスなく着やすそうながら総丈が128cm~130cmありますので1枚できれいな印象がつくれます。

BLAMINK unitedarrowsonline
SPRING オーガンジーオフタートルブラウス
価格 ¥88,000

今さら聞けないトランスペアレントって?

ひとことで言ってしまうと シアー素材 透け感のある素材です。かなり以前にはシースルーとも言っていましたがどれも同義語です。

ファンシーツイード

Drawer (ドゥロワー)unitedarrowsonline
SUMMER ファンシーツイード バックジップブラウス
価格 ¥96,800

マディソンブルー/MADISONBLUE
ローウエストPATCH-Pツイードロングスカート
価格 ¥195,800
ショートツイードジャケット
価格 ¥258,500

光沢生地

ガリャルダガランテ/GALLARDAGALANTE)
リサイクルサテンフレアスカート
価格 ¥35,200

Mame Kurogouchi (マメクロゴウチ)
Pin Tuck Sweatpants – brown
価格 ¥38,500
なんとジャージー素材をレザー調に仕上げた裏毛パンツです。表面はレザーのようなしっとりとした質感に裏は肌にまとわりつかない。こんなにラクでいいの?というくらいリラックスして履けます。(買いましたので本気でおすすめ)

2023SS トレンド柄

春になるとかなり短いスパンでやってくるフラワープリントボタニカル柄!今年は使えるようです
フラワー柄といっても、はっきりプリントなのか、ふんわり小花なのか全くイメージが変わるのですが
今年は3D。立体もありです。

フラワー柄

プラン C Plan C
ロングフラワースカート
価格 ¥126,500 (税込)

LOEWE ロエベ
アナグラム フラワー フーディー (コットン)
¥148,500

フラワー柄はカンタンそうで危険がいっぱいの柄。若い子たちは白いブラウスやカッソーでガーリーなスタイルになりますが、大きいオトナ世代は小さいお花の全面柄は地味な印象になってしまいがちで、無難なカーデガンや単調なボトムスと合わせると一気におばさん風になってしまいます。大柄なフラワープリントのほうが難しそうに見えて実はその大胆な印象からおしゃれに映ります。

こちらはシフォンのストールなのに中央に穴が開いていて頭を通すとこんな感じに使える優れもの。

PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE
RECOLLECTION MADAME-T
価格 ¥29,700

フラワー柄を使うなら、大胆に使うか、落ち着いた印象に仕上げるか。一考が必要そうです。

そして嬉しいことに春から夏にかけて定番のストライプも今年のトレンドキーワードになっています。ストライプにはボーダーも含まれています。縦のラインをストライプ、横のラインをボーダーと認識している人が多いですが本来はどちらもストライプ。バッグにもみつけましたカラーブロックも今年のアイテムです。

ストライプ <ボーダー>

HERMES エルメス
ロングスリーブニット 《シェーヌ・ダンクル》モチーフ
¥253,000

エルメスのボーダーはユニーク。エルメスを象徴するシェーヌ・ダンクルが並んでいます。
難しい色の配色ですがエルメスはたやすく超えてしまうマジック。

ストライプ

sacai (サカイ)
Cotton Poplin Dress
¥69,300

レイヤードのように見えて実は一枚のドレス。ブラックミニスカートをアンダーに着用していると思われます。

カラーブロック

ベージュ、ピンク、シルバー、ブロック のカメラバック
CHANEL(シャネル)
ミニ カメラ ケース
シャイニー ラムスキンブラック、ライラック、エクリュ & シルバー
定価 ¥ 667,700

CFCL (シーエフシーエル)barneysonline
バーニーズニューヨークのエクスクルーシヴモデル
Vネックニットプルオーバー
定価 ¥ 46,200
フレアロングスカート
定価 ¥ 47,300

袖口の形状から(壺→陶器→POTTERY)とネーミングされたCFCLと言えばのスタイル。プルオーバーでは採用されていないVネックと袖とスカートのミドル位置にラインを入れたバーニーズ別注モデル。ラウンドネックがVネックになるとエレガントさが加算されてカラーのバランスも絶妙で。再生ポリエステルを使用していて水洗い洗濯機使用可もうれしい。

YOKOCHAN ヨーコチャン
ヘムフレアドレス
¥59,400

2023SS トレンドアイテム

アイテムのキーワードは大きな流れのカジュアルが世界的も引き続きですが、これまでは全体がオーバーサイズだったのですが、去年の秋冬あたりからどちらかをフィットサイズにするようになってきています。ボリュームシャツ、ボリュームトップス、ユーティリティワークスタイル(役に立つもの、有益なもの、実用的なものを意味し、働きやすいスタイルのカーゴパンツジョグパンツなどを指しています。その他にはセカンドスキンバギーデニムがキーワドとしてあげられています。



2023春の勝手におすすめコーディネート

今期らしいアイテムを用いたコーディネートを集めてみました。

Drawer (ドゥロワー)unitedarrowsonline

・SPRING グリーンツイード ジャケット ¥169,400
・SPRING 7G スパンコールショートスリーブニット ¥96,800
・SPRING コットンシルクツイルウォッシュド パンツ ¥64,900

カジュアルなカーゴパンツをきれいにとりいれるには素材感と丈の長さがポイント。合わせるトップスも同系色でまとめてツイードジャケットもオープンスリーブの抜け感がちょうどいいバランス

CECILIE BAHNSEN (セシリーバンセン)
・VEST WITH BOW DETAILS ¥88,000
・PANEL SKIRT WITH WIDE POCKETS ¥144,100

ボリュームブラウスとフレアスカートにニットベストを合わせてボディ部分をシェイプにつくるコーディネート。片サイドのふわふわリボンもポイント

loewe(ロエベ)

・トラピーズ シャツ(コットンポプリン)¥106,700
・エラスティケーテッド トラウザーズ(ペーパリーナパ)¥500,500
・ショート トラピーズ パーカ(ワックスドコットン)¥437,800

MAX MARA(マックスマーラ)

‘S MAX MARA ウール カシミヤ スウェット フーディ ¥119,900
‘S MAX MARA コットン ビスコース パンツ ¥52,800
‘S MAX MARA ビスコース ジャージー コート ¥92,400

・MAX MARA ピュア ヴァージンウール リブ ニット ¥108,900
・MAX MARA コットン ギャバジン ワイド パンツ ¥105,600

theory(セオリー)

・Hatch Tweed LS Crop Jkt  50,600円
・Wealth OS Shirt  26,400円
・Stretch Canvas Treeca GZ  28,600円

40代イタいと思われないための気を付けたいポイント

いかがでしたでしょうか。春が来るのが楽しみになってきましたでしょうか。オンラインでのお買い物があたりまえになりましたが、実際に店舗へ行ってフィット感を確かめながらお買い物をするのがやっぱり楽しいですよね。
最後に落ち着き始める40代お洋服選びで気をつけたいポイントをまとめておきます。

・トレンドを意識しすぎる

トレンドのお話しをしてきて「えっ?」と思われるかもしれませんが、「流行っているから」ということだけで選んでしまうと着せられている感が出てしまいます。浮いている。ということです。
似合うかどうか。が先ずありきです。それと似ていますが、「ブランド最強!」ってブランドが先行してしまうのも痛いと映ってしまいます。

・過剰な露出

キャミソールやミニスカートなど面積の多い肌見せは張り切っている感じを過剰に醸し出します。

・地味・飾らなすぎる

若くないから…と落ち着いた色しか選ばない、いつも無難で同じコーデ
「過剰な露出」とは逆に、とにかく日焼けしないよう一切の露出をさけるのも野暮ったくなってしまいます。

・子どもっぽい

かわいいキャラクターものや着ている人を置き去りにしているフリフリや大きなリボン、妙なガーリーさはドン引きされてしまいます。

・体型を意識しすぎる/体型への意識が薄い

ウイークポイントをカバーしたいと思うあまりどこもかしこも隠しすぎ。オーバーサイズだから隠せていると思ったら大間違い。サイズ感があっていないのは見ていてつらくなってしまいます。

・安っぽくみえる小物

バッグやシューズ、アクセサリーなど服以外の小物に気を使っていないと残念な印象に。

少し我ながら耳の痛くなることを書きましたが、全身を鏡でチェックする習慣をつけること。時々後ろ姿や横からのスタイルを写真に撮ってもらうこと。ここは誰かに撮ってもらうことがポイントです。できればいつ撮るか知らない時のほうが良いです。鏡で見た時の自分とはまた違って客観的に見ることができます。その時にホントの姿、人から見られている自分。を知ることができます。

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ユーティリティワークスタイルとは?

ユーティリティは『役に立つもの』『有益なもの』『実用的なもの』 のという意味でそのワークスタイルすなわち 働きやすいスタイル のこと

ユーティリティワークスタイルファッションとは、機能性を重視し、必要最低限のものだけを使用した実用的なファッションのことを指します。このスタイルでは、耐久性や機能性が高く、シンプルで使い勝手の良いアイテムが使用されます。ボトムスには、ワークパンツ、カーゴパンツ、デニムパンツなどがあります。これらのパンツは、丈夫で動きやすく、多くのポケットが付いているので、機能性が高いです。また、足元には、ワークブーツやスニーカーなどが使用されます。これらの靴は、耐久性が高く、滑りにくいソールが付いているので、安定した歩行ができます。ユーティリティワークスタイルファッションは、実用性を重視したファッションのスタイルであり、機能的なアイテムを組み合わせることで、自分だけのスタイルを作ることができます。また、耐久性や機能性が高いため、長く使うことができ、コストパフォーマンスも高いというメリットがあります。

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