こんにちは!
バイヤーの羽下(haga)です。
私ごとですが、学生時代から親交のある友人から、美味しいハチミツをいただいたので、レモンと生姜を入れてレモネードシロップを作りました。レモンの輪切りを延々と続け、生姜とハチミツを入れて…ここ数年で女子力にどんどん拍車がかかっています。←決してオネエではありません(笑)
自家製レモネードでこれからの熱い夏を乗り切りたいと思います。
さて、今回は私達が取り扱いする「AURALEE」についてお話しします。
AURALEE/オーラリーとは?
2015年SSよりAURALEE (オーラリー)をスタート。
デザイナーの岩井良太氏は「自分たちが思う本当に良い素材を提案する事・その素材を使い上質な軽さを表現する事」がコンセプトと語っています。
素材作りからデザインと考え、高い技術に裏打ちされた日本屈指の生産背景で作り込んだ素材を厳選。そんな素材それぞれの個性を十分に活かし、「決して気取らず、毎日着る事に適した、上質な軽さを感じられる洋服」を提案しているブランドがAURALEEです。
AURALEEのブランド名の由来は、Elvis Presleyの名曲「Love Me Tender」の原曲の名前であり、“光る土地”という意味。 デザイナーの岩井良太氏いわく、「日の当たる場所で着る、日中の服を作りたい」という思いが込められています。
ファッションと音楽はいつの時代も深い関わりがあります。岩井氏も含め、今日本で活躍しているファッションデザイナーの多くが、バンドやアーティストからインスピレーションを得ています。
素材選びのこだわり
デザイナーの岩井氏は今までの経験から、とにかく素材、生産にこだわっています。
自らモンゴルやニュージーランド、オーストラリアなど海外に年に2回、素材を自分自身で見に行き、機屋やニッター等の国内工場も年に何回も訪れているそうです。
では、何故そこまでして素材、生産をこだわるのか?
その背景として、AURALEEは岩井氏が単独で設立したブランドではなく、生地会社の”クリップクロップ”が母体になっていることが強く影響しています。”クリップクロップ”は一般的には全く知られていませんが、小規模ながらも企画する生地のクオリティから、ファッション業界内では有名な生地会社です。高級原料を用いた天然素材に定評があり、いわゆるキレイめ生地を生業にしています。
そのような立ち上げ経緯であるため、多くのファッション媒体で「AURALEEの武器は素材」とまで言われています。
AURALEEの服が多くの人を魅了するのは、デザイナー岩井氏の飽くなき素材のこだわりに他なりません。
○アイテムの特徴
AURALEE(オーラリー)は素材だけではなく、空気感や感覚的なものを重視しています。ロゴやアイコン等のデザイン性を重要視していない分、ディティールにかなり気を使っています。
シンプルなデザイン、ゆったりとしたシルエット
とにかく素材にこだわるAURALEE。デザインは奇抜なものではなく、素材の良さが映えるようなシンプルなものが多いです。また今服好きに支持されている、ゆったりとしたシルエットであることも人気の秘密。昨年、ファッション市場で爆発的に増えたショート丈でアームホールの大きいブルゾンや、ドロップショルダーでオーバーサイズのプルオーバーパーカーは、殆どのブランドがAURALEEで人気が出た型をモチーフにしています。
幅広いカラーリング
AURALEEといえば、ベーシックカラーの黒やブラウンのイメージが先行してしまいますが、近年ではコレクション映えするようなカラーリングが多いのも特徴的です。
ペールトーンのピンクやグリーン、原色に近いパープルやオレンジ等、メンズが苦手とするカラーもAURALEEの素材感や染色の良さ、垢抜けたデザインで季節感を楽しめるように工夫されています。ブランドユーザーを、飽きさせない理由の一つですね。
普遍的なデザインなのに、他人と差をつけられる服。
カジュアルなアイテムなのに、品があり背伸びしないで着られる服。
そんな服本来の魅力が詰まったAURALEEは、服好きを納得させるブランド。
AURALEEのような”こだわり”を持ったブランドを愛する人同士をつなぐ架け橋となれるよう、発信を続けていきます。
では今日はこれにて。
「目は冷たいのに身体は暖かい」長野の冬の香り