夏の救世主!3種の生地を紹介!

こんにちは!
バイヤーの羽下(haga)です。

ここ数日、全国的に猛暑に見舞われてますね。
ただこんな暑い中でも、コロナ感染対策としてマスクをすることが当たり前の世の中。
「暑すぎて、マスクを常時するのは厳しいなー…。」←結構早い段階で暑さにめげました(笑)
そんな時に某ドラッグストアで、買ってしまいましたマスク用クールスプレー。

 

内側と外側に2~3プッシュすると、30分ほどマスクがヒンヤリするという優れもの。
皆さんもひんやり感を味わえるアイテムで、少しでも暑さ対策してみてください。

さて今回は、夏を快適に過ごすための「3つの素材」についてお話しします。

 

夏素材の「3種の神器」

夏を涼しく快適に過ごすためには、素材選びが重要です。
どんな素材が良いのかピンとこない方もいるのではないでしょうか。
夏はズバリ…

①通気性&吸水性に優れた「リネン」
②着心地&肌触りの良い「コットン」
③滑らか&接触冷感「レーヨン素材」

 

この3つの素材の特徴をおさえておきましょう!
特徴を理解し、各アイテムカテゴリーで揃えておけば、夏でも怖いものなし。

 

通気性&吸水性に優れた「リネン」

リネンは麻生地の1種です。
程よい透け感で清涼感があり、肌触りが良く、吸湿&速乾性が高い素材です。
また、薄い生地なのに耐久性に優れているのが魅力。
そして、意外と知られていないのが、リネンの繊維に含まれる”ペクチン”。

このベクチンが含まれていることで、防臭効果、汚れが染み込みにくく、落ちやすい性質に。
また抗菌性を持つともいわれ、清潔に使用することができます。
 

 

ただリネンは、縮みやすく、シワになりやすいのが難点。
お洗濯は手洗いで、普段より短めに脱水をする。乾燥機は避ける。
シーズンが終わった際に、クリーニングに出す。

個人的には、これくらいのケアは最低限しておけば、多少の縮みやシワ感も味として捉えてもいいと思います。

 

着心地&肌触りの良い「コットン」

世界の繊維生産量の約30%を占めるコットン。服以外の、様々な用途で使われている素材です。
柔らかな肌触り、染色しやすい、洗濯しやすい、耐熱性に優れている。
私が、多くを語る必要がないくらい短な存在かもしれませんね(笑)

Tシャツ、下着、タオルなど、より肌に触れるものに使われているイメージが強いですね。
またコットンは、毛足の長さ(繊維の長さ)によって短繊維種、中繊維種、長繊維種の3種類に分かれています。毛足が長ければ長いほど肌触りがよく、高級コットンとして扱われています。

 

 

基本的に綿は他の天然繊維と比べても扱いやすいので、お手入れに関しても大きな注意点はないです。ただ色や生地の厚さによって、洗濯方法に注意が必要です。
基本はネットに入れ、「色落ちさせたくない」場合は中性洗剤、「しっかり汚れを落としたい」場合は弱アルカリ性洗剤がおすすめです。

 

滑らか&接触冷感「レーヨン素材」

レーヨンの語源は、フランス語で“ 光 “を意味する言葉からきていて、その光沢感から日本では“人工絹糸”とも呼ばれます。
美しい光沢感・テロっとした肌触りがあり、秀でた「落ち感」のある素材です。
滑らかでシワが出ない「落ち感」がある素材は、高級感やユルいシルエットが出やすくなります。

また、繊維の性質が弱酸性なので、汗の臭いなどのアンモニア臭などのアルカリ性の成分を中和してくれます。
元々、服の裏地に使われる事が多い素材であったこともあり、防臭や消臭効果は高いです。

 

 

水に弱い、縮みやすい、水ジミができやすい等、取り扱いが難しい繊細な素材でもあるレーヨン。
レーヨン100%の素材はクリーニングに出し、レーヨン混の素材であれば、洗濯表示を確認した上でのケアをおこなってください。数回の着用であれば、消臭スプレーでも十分だと思います。
 
 

夏のファッションは、素材にこだわる事で印象がガラッと変わります。
「暑くてもストレスなく、品良く、キレイに着こなしたい」
「夏は服装が一辺倒になりやすいから、違いを出したい」
そんな方は、夏素材の「3種の神器」でファッションを楽しみましょう。
 
 

では今日はこれにて。
 
 

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