mamekurogouchi アイリスのブラウス。
葉っぱの刺繍。
花びらの異なるレース。
襟の美しいスタイル。
手にすると
しばらく見入ってしまう。
マメクロゴウチのクリエーションは
どうしてここまでこだわるのか。
緻密なピースを積み重ねて
作り上げらる作品。
鶴の機織りのように
命が削られてやいないか
老婆心すら抱いてしまう。
ブランドのコレクションが
スタートして10年。そのキーワードに
触れることができる
mamekurogouchi展に行ってきた。
楽しみにしていた。
長野県立美術館
あいにくの雨模様でしたが信州の山並みの風景の中に
美しい建築の美術館でした。
刺繍の繊細さ
立体的なレース、美しい曲線
作品から想像していた
よりもっともっと
細かなものが集積されていた。
展示品の中央に配置されている膨大な量のモレスキンに書かれた黒河内さん自身のデザイン日記は圧巻です。
改めて。更に一層。
マメクロゴウチのクリエーションに
畏敬を感じることになるでしょう。
2021年4月 リニューアルオープンしたばかりの長野県立美術館です。
mamekurogouchiデザインのスタッフユニフォームも素敵でした。