さあ、遠くを眺めましょう。

こんにちは。セブンヨークです。
紫外線が強くなってきました。サングラス必須の時季ですね。
さて、今回は“目(眼)”について。

現代人がかかえるお悩みのひとつ、「目の慢性疲労状態」。
私たちの目は、就寝時以外は常にさらされている状態ですね。
近年、近視は増加傾向にあり、視力低下に影響を与えるものは様々考えられます。
皆さんは「“目(眼)”が悪くなる」原因、なんだと思いますか?

【紫外線(UV)】

“目(眼)”の角膜を通過した紫外線のほとんどは、レンズの役割を担う水晶体で吸収されます。
その影響で水晶体が濁り、網膜まで光が届かなくなり、見え方の質が低下してしまう白内障。
紫外線が要因となる目の病気には白内障や紫外線角膜炎、翼状片等が知られています。

長時間紫外線のあたる場所にでなければいけない場合には、
必ずUVカットタイプのサングラスをかけるようにしましょう。

出典:oliverpeoples

2018年のサングラスのトレンドは、
ファッションのトレンド傾向にあわせてクラシック路線のようです。
・ボストン型(角のとれた逆△)やラウンド型、
ボストン型とウェリントン型(逆台形)の中間であるボスリントン型が主流。
・セルフレーム(アセテート)タイプはクリア系素材で抜け感を演出。
・レンズは目元が程よく見えてやわらかい印象になるライトカラーが人気。

出典:Beauty Optical Salon
(Beauty Optical Salonは「ニコン・エシロール」製の360°UVカット薄型レンズを標準搭載)

【メガネやコンタクトレンズ】

そもそも視力を矯正するために使うメガネやコンタクトレンズですが、
使用していると視力の低下を引き起こすのではないか、と
誤解をされている方も少なくないのでは。
“目(眼)”が悪くなるメカニズムを知ると、誤解が解けるかもしれません。

メガネやコンタクトレンズは、視力が落ちた(ピントを合わせる力が弱くなった)状態を補う役割を果たしています。
私たちの目のピントを合わせる働きをしているのが水晶体。
そして、水晶体の厚さを調節するのが「毛様体筋」です。
遠くのモノを見る時には毛様体筋を緩めて水晶体を薄く、
近くのモノを見る時には毛様体筋を緊張させて水晶体を厚くしているんです。
「“目(眼)”が悪くなる」ということは、この毛様体筋の動きが弱まり、ピントを合わせづらくなることです。

例えば、近くを見ることに適切な度数でメガネをつくった場合には
遠くを見ようとした時には使用環境が適さないため、目に負担をかけてしまいます。
そのため視力が低下してしまう場合がありますが、
適切な度数のメガネやコンタクトレンズを使用している限りは、視力が低下する訳では無いのです。
ご自分の眼環境にあわせて使用を工夫するとよいでしょう。

レーシックやアイシーエルといった視力矯正のための手術もありますが、
メリット・デメリットをよく理解し、検討したいですね。
私もコンタクト使用の煩わしさから、ちょっと気になっています。ICL。

眼内コンタクトレンズICL【公式】https://jp.discovericl.com/

【PCやスマートフォン】

PCやスマートフォンの使用により、
「同じ距離のものを長時間見続ける」事が視力低下の大きな要因に。
【メガネやコンタクトレンズ】でもふれたように、
ピントを合わせる力を弱めてしまう危険があるのです。

長時間近い距離を見続けることで、目の筋肉に過度な負担がかかってしまい眼精疲労が溜まり、
結果、視力が低下してしまうことに。
適度に休憩を挟み(1時間に1分程度でOK)、目を閉じて眼球を動かしたり、遠くを見るなど
目の筋肉のストレッチを行うとよいでしょう。

そして、LEDディスプレイから発せられる青色光、ブルーライト。
紫外線級に強力で、眼精疲労を誘発すると言われています。
エネルギーの強い光を長時間見続けることで体内時計が乱れ、
寝付きにくくなる心配もありますので、
就寝前のスマートフォンの使用も気をつけたいところです。
ブルーライトカットメガネ・フィルム・アプリなどの利用もオススメ。

今や、仕事や友人とのコミュニケーション、支払いや定期券、
リモコンやナビ、ゲームなど、スマホ1つで出来ることはどんどん増えています。
スマホに限らず、私たちの生活にはデジタル機器は欠かせないものとなっていますから、
日常生活において「使わないようにする」ことは難しいですよね。

PCやスマートフォンの利用でかかる負担を出来るだけ減らす工夫をしていくことが必要だと強く感じます。

“目(眼)”の健康をおいしくサポート

「目によい食べもの」といえばブルーベリーを思い浮かべる方が多いかと思いますが、
目の健康をサポートする栄養素を含んだ食品は沢山あります。

【アントシアニン】
効能:眼精疲労の回復、血管の保護・強化
多く含まれる食品:皮つきのナス、ブドウ、ブルーベリー、カシスなど

【ビタミンA】
効能:夜間の視力維持、涙の一部であるムチン層の生成サポート
多く含まれる食品:レバー、鰻、チーズ、カボチャ、ニンジンなど

【ビタミンE】
効能:ドライアイや疲れ目、老眼の予防
多く含まれる食品:エビ、イカ、ホウレンソウ、サツマイモなど

気になる効能の栄養素を意識的に摂取するよう心がけましょう。
即効性は期待できませんが、継続的に摂っていくことで改善がみられるはずです。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、“目(眼)”を休ませてあげてくださいね。
さあ、遠くを眺めましょう。

関連記事

PAGE TOP