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どちらも魅力的 FOXEYのリアル ファーコートとエシカルファーのLOVE FUR ジャケット

秋がなかなか来ないと思っていた今年の晩夏でしたが、一気に秋がやってきました。
紅葉は寒暖差で葉が色づきます。
平野もそろそろ見頃を迎えるかと楽しみにしております。

今年の冬は去年に引き続き、降雪が多くなりそうという噂です。厚手のウールコート、ダウンコートの準備もカウントダウンが始まっています。

セブンヨークにも毎日、素敵なアウターが送られてきています。ありがとうございます。

フォクシーのリアルファーコート

フォクシーのアウターが査定用のハンガーラックにかけられると空気が変わります。

チンチラファー、ミンクファーが飾られたフォクシーのコートを拝見させていただきました。

やはりリアルのファーは華やかです。

フォクシーチンチラファーコート

柔らかく滑らかなカシミヤ。
ふわふわのセーブルやチンチラ。
艶のあるミンク。

フォクシーのファーは
上質な素材とデザインの美しさが
良いものを知る顧客様たちから
高く評価されています。

FOXEYの歴史はファーからはじまった

知っているかたも年々少なくなってしまって
いるのではないかと思いますが、フォクシーはファーブティックからスタートしています。

フォクシーファーストール

創業時からのフォクシーファンのかたのお話によれば、当時の毛皮コートはある程度のお年を重ねたかた向けのデザインばかりで、到底おしゃれに着れる感じではなかったのでフォクシーのファーコートを見た時にはとても驚いたものです。デザインが可愛くてエレガント。圧倒的に洗練されていました。ファーに特別興味があったわけではないのに 「こんなに素敵なら着てみたい!」と思わせてくれました。
本当に他にはなくて斬新なことだったの。
六本木にあったサロンにはため息が出るばかりのお品が並んでいて素敵なマダムがお買い物してました。20代後半の私はうんと背伸びしてお買い物した記憶です。

フォクシーのファーが評価される理由は、取り扱ってきた年月が証明しているのです。

フード付きのファーコートを作ったり、ベストの丈をショートにしたり、ダウンとファーを合わせたり
今では他のブランドでも作っていますが、当時はフォクシーだけでした。

素材も有名ファーブランドの上をいくほど上質で、国内ブランドでは類をみなかったようです。

今年はオンラインでのサロンショーになってしまいましたが、カシミヤのコート、チンチラファー襟のコート、カシミヤとミンクのリバーシブルベストなどを拝見いたしました。

フォクシーコートコレクション2021

FOXEY COAT COLLECTION 2021

例年夏前にサロンで実際にモデルさんが着用して開催されるショーを行ったり、直営店舗で受注会を行いそこでオーダー、お支払いを済ませて秋にお受け取りとなるわけです。バックやストールなどの小物を除いてはほぼ受注生産になっていますので、タイミングを逃してしまいますと手にすることができなくなります。

ハイスペックで素敵なアウターがあれば
どんなに寒い冬でも暖かく、美しく過ごすことができるわけです。

フォクシーのアウターは中古市場(リセール)でも高く評価されています。

ただ残念なことに
動物愛護の観点からリアルファーに対する批判が年々高まってきていることも現実で、既に数年前から「脱毛皮」リアルファーを使わないことを宣言しているブランドはプラダ、ミュウミュウ、グッチ、アルマーニ、シャネル… などアニマルウエルフェアの方向性はファッション業界でも不可欠な動きとなっています。
影響力のある芸能人がファーのコートを着ている画像をSNSでシェアすることすら慎重になってきています。

ファーコート 今年はどうしましょう?

ファーは好きでも、なんとなく周りの目が気になってしまう・・・というかたも少なくないかもしれません。
お袖のファーは外して襟だけにして使っています。という声もお聞きします。

新しい選択肢 エコファーのLOVE FUR

そのような風を受けて昨年からフォクシーでもエコファーを使ったものがリリースされています。
これまで、スェードやラムスキンに寄せたエシカル素材は使っていましたが、ファーはなかったのではないでしょうか。

DAISYLINでは LOVE FUR の愛称でポリエステル素材のエシカルファーを使ったボレロが発売されて即時完売となりました。
取り扱いの手軽さや時代の流れで待っていました!と思われた方も多かったことと思います。今年はブラウンのカラーも加わりアイテムも増えています。

とはいえ。
リアルファーの魅力はかけがえのないもの。と感じているかたもいらっしゃることと存じます。

食肉と同様に石器時代から自然からいただく衣服として使われてきた毛皮は化学繊維で作られたエコファーに比べて着用できる年数が長く、最終的に土壌に帰ることができるため地球環境には優しいとする意見もあります。

「いただきます。」
食事の時と同じ自然への敬意と感謝の気持ちを持って選択する。ということ。

価値観はそれぞれ違う

どちらが正しいかという議論よりも
何についてどう考えて、何を大切にするか
ご自身が決めることで、ほかのかたの価値観や判断を非難する風潮は抑えたいものです。

ただ昨今は何でも批判されてしまうご時世
価値観を共有できたり、理解をしてくれる仲の良い間柄の中では全く問題なくても
価値観の違う相手には想像を超える意見を持たれてしまうこともあります。
不特定多数の目に触れる場合にはTPOを踏まえて少し考えてからのほうがよいかもしれません。

大切なのはどちらも有効的に使うこと

いづれにしても、必要として作られたものが最後まで有効に使われること。が大切ではないかと思うのです。

新しいお品をお迎えしていくうちに
使う機会の少なくなったお品物がありましたら、クローゼットにお休みせておかずに次に来ていただけるかたへ循環してみるのもいかがでしょう?

どうぞよろしければお買い取りもご検討ください。

引き続きたくさん使ってくれる人へお届けさせていただきます。

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