お買い取りさせていただくお品で
ユニセックスで使えるお品物が増えてきました。
このユニセックスという言葉すら
もはや時代の流れにそぐわない感じがします。
性差を強く意識させるシーンが少なくなりました。
ランチのレストランを探していて
クチコミで「全て美味しかったけど
男性には物足りない量でした。」とありました。
この使い方。
なんとなくわかる。
でも。
男性でも少食のかたもいれば
女性でもたくさん食べれるかたもいる。
女性なのに完食されたかたもいらっしゃいます。
と使うと
差別表現と感じてしまうかたも
いるかもしれません。
少し前
オリンピック、パラリンピックのキャラクターで
ブルーのミライトワとピンクのソメイティを見て
瞬間、男の子と女の子を連想してしまった自分に
あっ。ついていけてない。と感じました。
フレグランスにも
男性らしい。
女性らしい。
そのように連想させる感覚も捨ててしまわなければ
いけないのかもしれません。
シャネルのNo.5の香りが
似合う男性がいてもおかしくないこと。
魅力的であることに性別は関係なくなっている。
今日の画像は
ドリスヴァンノッテンのウールコート
プレーンなスタイルにこそ
美しさが出てきます。
プラケットの隠しボタン部分にも
裏地が施されているのです。
素材選びやものづくりにあらわれる
彼の審美眼や生きざまも
性差を超えた魅力的な人のようです。