“好き”と“似合う”は別のもの?
ブログの前編はこちら↓↓
自分は“これが好き”と思って着ている服も、人から見た時に似合っているかと言われると、
そうとは限らない。
反対に人から“似合っているよ”と言われた服でも、なんだか自信をもって着られない時がある。
この謎の『違和感』を解消するためには、どうすればいいのか?
前編では、私の体験談をもとに
似合うを軸にしながら、好きを取り入れることについて提案しました。
似合う服と好きな服を、ストレスフルに共存させていくために。
こちらの後編では、
似合うを論理的に知るためには?
好きを取り入れるときに気をつけることは?
私の持論も交えながら、少し掘り下げていきたいと思います。
似合うを論理的に知るためには?
「他人からの似合うって、素直に喜んでいいのだろうか。」
そんな考え方をお持ちの人も少なくはないでしょう。
例えば、10人に聞いて8人が褒めてくれた服、着こなしがある。
でも、なんとなく自信を持って着ることが出来ない。
この理由って恐らく、8人全員が全く同じ理由を掲示するわけではないから。
そして、残り2人の感覚が優れている場合も考えられる。
そう、自分が着ている服を納得できないままにしている状況なのです。
着ている服のテイスト、色、デザインやシルエット。
どの要素が、自分に似合っているのか?
似合う服を、客観的に教えてもらうことも重要です。
ただそれ以上に、似合う服、ファッションを自分自身で論理的に理解をすること。
そうすることで、
自分の着ている服に自信を持てる、他人からの評価を喜ぶことが出来るようになるのです。
「自分の似合うものを理解するにはどうしたらいい?」
「服のテイスト、色、デザインについて、もう少し詳しく知りたい。」
そんな方に向けて、“似合うを理解する方法”で簡単な方法をご紹介します。
①テイスト
まずテイストとは、モードやカジュアル、エレガントなどの系統のことです。
どのような顔立ちかによって、服、メイク、髪型など、似合うテイストも変わってきます。
自分に似合うコーディネートをするための第一歩は、自分の顔立ちとファッションの雰囲気を
合わせることが重要です。
そこでご紹介をするのが、「顔タイプ診断」と呼ばれる方法。
顔タイプ診断は、男女ともに顔タイプを4つに分けて、そのタイプごとに
自分にはどの服・ファッションが合っているのかを診断する方法です。
今の自分がどんなテイストが好きで、実際に似合うのは何か。
最近ではアプリでも無料診断も出来るので、興味のある方は試してみてくださいね。
②色
トレンドのカラーを取り入れていても、似合わなければ“着られている感”が出てしまいます。
そんな時は、自分に似合う色「パーソナルカラー」を理解しておくことが大切です。
パーソナルカラーとは、自分の肌・瞳・髪の色と調和する色のことです。
一言でいえば、他人から見て似合う色のこと。
数年前から、「パーソナルカラー診断」という方法も流行ってますよね。
皆さんも一度は聞いたことがあるんではないでしょうか。
この診断は、似合う色の範囲を春・夏・秋・冬の4つのグループに分けるという方法。
同じ色でも、スプリング(春)タイプとサマー(夏)タイプでは似合う色の濃さが異なるなど、
どのような系統の色が似合うかを知ることができます。
自分の似合う色をなんとなくでしか把握していなかったので、個人的にも調べてみたいと思います(笑)
③デザイン・シルエット
https://www.7yorku.jp/2020/08/12/onetheone/
過去に私たちのブログでもシルエットについて記述していましたが、(上のリンクから読めます。)
似合う色やテイストだけでなく、服をまとった際の見た目の印象も大切ですよね。
そこで知っておきたいのが、自分の「骨格」。
自分の骨格から似合うシルエット、デザインを知るために有効な方法が、「骨格診断」です。
骨格診断とは、皮膚・筋肉・骨・脂肪のつき方などの体の特徴によって、似合うファッションや、
自分自身を最もきれいに見せる着こなしのポイントを《ストレート・ウェーブ・ナチュラル》の3タイプに分類したもの。
太っている、痩せている、身長の高い低いなどは関係ありません。
どんな人でも、自分に似合うシルエットとデザインを知ることができ、今まで以上に魅力を引き出せるのです。
より細かく自分に似合うシルエットやデザインを知りたい方は、ぜひ調べてみてください。
似合うを色んな角度から、理論的に知る。
そうすることで、
今まで着てこなかった服が、実はあなたの似合う服、はたまた好きと思える服になるかもしれません。
私は早速、自分のパーソナルカラーを知ることから始めていきたいと思います(笑)
好きを取り入れるときに気をつけることは?
前編のブログで、
“似合う”テイストをベースに、自分の“好き”を何か一つ身に着けること
をお勧めしました。
では、実際にどう好きを取り入れるといいのでしょうか?私が前編のブログで紹介した
イケてる2人の男性と接して感じた、シーンに合わせた取り入れ方のオススメをしたいと思います。
特別なシーンは、小物やアクセサリーで取り入れる
ビジネスの商談、パーティー、好きな人との初デート。
より他人からの評価が重要になるシーン。
重要な“ここぞ”というシーンは、似合うものをベースにしておくことをお勧めします。
好きを取り入れるとしたら、服と調和をする小物やアクセサリーがベスト。
靴、時計、バッグなどはセンスが出る部分でもありますが、
「ここが好き!」という思い入れのあるものは、身に着けているだけで自信を感じられ、
“しゃんと”して見えます。
日常のシーンは、好きを自由に取り入れる
家族や友達、自分の好きな人と好きな環境で過ごす時間。
他人の目を気にすることなく、自分の気持ちを優先出来るシーンですよね。
「年齢にふさわしい服装」を意識しすぎても窮屈に感じる。
最近好きだった系統のファッションがなんだかしっくりこない…。
そんな内面的な変化がある時は、自分を見つめ直すためにも、ありのままで居られる時間に
たくさんの好きにチャレンジをしてみましょう。
自分らしさと向き合い、理解する
ファッションにおける「好き」と「似合う」は、どちらも大事です。
自分の着こなしを客観的に見てくれる他人の視点と、
自分の個性や感性と向き合う、好きへの探求心の異なる視点。
これらを共存させ、使い分け、楽しむこと。
ファッションで、自分自身を充足させる。
これこそが、心地よいファッションとのつきあい方と言えるでしょう。
好きと似合う、どう向き合っていけばいいか。
あなたのファッションへの迷いが少しでも減ると嬉しいです。
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